妊娠初期と言えばママの体に赤ちゃんがいることが分かるとてもハッピーな時期ですよね。
赤ちゃんがお腹に宿ると、ママの体の中で急速な変化が起きます。
妊娠初期の体の変化や気を付けたいことを確認しておきましょう。
妊娠2ヶ月~4ヶ月の体の変化
妊娠2ヶ月
妊娠2ヶ月では月経が遅れることで妊娠に気付くママも多いのではないでしょうか。妊娠発覚の喜びと同時に、つわりなどの体調の変化が出てくるのもこの時期です。
つわりと聞くとドラマなどでトイレや洗面所に駆け込むシーンがよくありますね。しかし実際は吐き気だけでなく頭痛や体の倦怠感、眠気などたくさんの症状があります。
つわりの種類も重さもママによって千差万別で、つわりの無いママもいます。
症状は妊娠4ヶ月目くらいで無くなってくるママも多いようですが、つわりがある期間は本当に辛いでしょう。
「水分を摂るだけでも吐いてしまう」「体重の減少が激しい」「体調が著しく悪い」などの症状のある方は妊娠悪阻という治療が必要になる場合もあります。つわりぐらいでなんて考えずに病院に行きましょう。
妊娠3ヶ月目
妊娠3ヶ月に入るとまだ見た目にはわかりにくいですが子宮も大きくなってきます。
洋服のウエストが少しきつくなり、お腹が膨らんできたのかなと感じるママもいるのではないでしょうか。
子宮のふくらみは腸も圧迫しますので、この時期に便秘になる方もいるようですね。
なるべく運動や食物繊維の多い物を食べて改善したいものですが、つわり中のママには難しいかもしれません。
辛いときは妊娠中でも服用できる便秘薬を処方してもらい、改善しましょう。
先輩ママのオススメつわり対策
私のこの時期の大きな変化と言えば、やはりつわりですね。
妊娠が発覚して浮かれていた矢先につわりが始まり、船酔いのような気持ち悪さが一日中続きました。
それでも仕事や家事、二人目の妊娠の時は育児もあり毎日お休みはありません。
そんな中で私なりに辛さを軽減しようと工夫したことがあります。
マタニティ用を使おう!
ゆったりとした着心地のマタニティ下着や服は胃への圧迫を緩和してくれます。
妊娠しているという実感も得られハッピーな気持ちを得ることも出来ます。
匂いがダメなら元を断ち切ろう!
例えば食器用洗剤やシャンプーなどで気持ち悪くなってしまう場合、無香料のものがあれば買い替えがおすすめです。
原因が分かっているものは取り除いていきましょう。
インターネットを活用しよう!
辛くても買い出しに行ってご飯を作らなきゃと思っていませんか?
つわりは無理しないでねという赤ちゃんからのサインかもしれません。
ご飯はインターネットの宅配弁当を利用すれば作らなくても済みますし、買い出しもネットスーパーで頼みましょう。
横になれる時間を作ってとことん安静に!が鉄則です。
辛い時期ですが、症状を和らげようと工夫してみると少しは改善されるかもしれません。
終わりが来るまで何とか乗り切っていきましょう!
妊娠初期に気を付けたいこと
この時期はとてもデリケートな時期です。
妊娠前と同じ生活をしているとママや赤ちゃんへも影響が出てしまうこともありますので、気を付けていきたいことを確認しましょう。
薬の服用について
妊娠初期に風邪などを引いてしまうと、薬を飲んでいいのか迷いますよね。
薬によって赤ちゃんの奇形のリスクを高めてしまう場合もあります。薬を飲んでよいかは必ず医師に確認を取りましょう。
私は妊娠3か月の時に風邪を引いたので病院へ行き、妊娠初期でも飲める漢方を処方してもらって元気になりました。
妊娠中の食事について
妊娠中は摂取を控えたり、避けた方が良い食品もあります。
例えばマグロなどの大型回遊魚には水銀が多く含まれていることや、生魚や生肉、フレッシュチーズなどもノロウィルスやO-157、トキソプラズマなどのリスクがありますので注意が必要です。もちろんアルコールも控えましょう。
出血や腹痛について
出血や腹痛がある場合は検診日以外でも病院へ行きましょう。
まだまだ小さな赤ちゃんには流産や切迫流産などのリスクも高いです。自己判断せずに病院に行きましょう。
遠出について
旅行や実家・義理実家への帰省など、妊娠が発覚してから遠出をしても良いのか悩みますよね。
私は妊娠3ヶ月に隣県の義理の実家へ行く用事が出来てしまい、行くか悩みました。
結局、体調を考慮して義理実家へは断りの連絡を入れましたが、どうしても遠出しなければならない・以前から計画していたので行きたいというママもいるでしょう。
この時期は少しの遠出でもママの体は疲れやすく、腹痛や出血なども起こりやすいのが現状です。
遠出をするのであれば無理しないことを前提に、医師の確認や疲れにくい服装、母子手帳・保険証を必ず持ってから出発しましょう。
妊娠初期は、思わぬ制限や体調の変化にまいってしまうママも多いのではないでしょうか。
そんな時は一人で抱え込まず、旦那さんや周りの人に助けてもらいましょう。
ママと産まれてくる赤ちゃんのためにも体を第一に考えて過ごしてくださいね。
Writer
3歳の男の子と12月に2人目を出産予定の妊娠中ママ。