早く治してあげたい!乳児湿疹の対処法

赤ちゃん・育児

赤ちゃんが生まれ、意外に悩む方が多いのが赤ちゃんの頬などにできる乳児湿疹です。
湿疹でほっぺたが赤くなっていると、本当にかわいそうで、親としては心が痛みますよね。
今回は、乳児湿疹の症状とその対処法について体験談を交えてご紹介していきたいと思います。

乳児湿疹の原因と症状

原因

乳児湿疹の原因は一人ひとり違うことが多いので、原因を特定することは医師でも難しいと言われています。
共通して言えることは、赤ちゃんのお肌はバリア機能が未熟なため、外部からの刺激や乾燥からダメージを受けてしまい、炎症を起こしてしまうということです。

症状

赤みを帯びた小さなぷつぷつができることから始まります。
そのぷつぷつがつながっていき、ほっぺた全体が赤くなりかゆみから皮がむけたり、症状が進むとジュクジュクしたりすることもあります。

乳児湿疹の対処法

乳児湿疹の対処法としては、原因の見極めが大切です。
乾燥からくる乳児湿疹は、ワセリンなどでこまめに保湿することで症状を和らげることができます。
また、離乳食が始まっている赤ちゃんは、口の周りに食べこぼしなどが付くと、それが刺激となり、乳児湿疹の原因になってしまいます。
食後は濡らしたガーゼなどで、顔全体をきれいに拭いてあげましょう。

一般的に、生後3ヶ月までの乳児湿疹は、過剰な皮脂分泌が原因になることが多く、3ヶ月からは乾燥が原因のものが多いと言われていますが、逆のケースもあるので注意が必要です。

我が家の場合

うちの子どもは生後すぐに乳児湿疹が出て、出産した病院に連れて行ったときには、皮脂が出すぎているからと、1日3回石鹸で顔を洗うように言われましたが、逆にどんどんひどくなっていってしまいました。
その後小児科に連れて行ったところ、皮脂のとりすぎで乾燥が進み逆に皮脂分泌が増えてしまっていると言われました。
そこで、石鹸を使うのをやめ、濡らしたガーゼで顔を拭くだけにしワセリンで保湿したところ、すぐにきれいになりました。
皮脂の分泌が過剰だからと言って、洗い流せばいいという問題ではないのが難しいところですが、とにかく肌のバリア機能を正常に戻すために刺激から遠ざけたり、皮脂と水分のバランスを整えてあげることが大切です。

今回は、乳児湿疹の対処法についてご紹介しました。
子どもを産むまでは、赤ちゃんは何もしなくてもお肌すべすべだと思っていましたが、娘の乳児湿疹を経験して本当にデリケートであるということを実感しました。
乳児湿疹は早めに正しく対処すれば早く治るので、ひどくなる前にぜひ小児科に相談してみてくださいね。

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