子どもは2歳頃になると活動量も増え、おしゃべりもだんだん上手になってきますね。
何でも自分でやりたいけど、まだなかなか難しくもどかしい気持ちからよく言われる「イヤイヤ期」が見られるのもこの時期です。
また、想像力なども発達し、絵本の簡単なストーリーを理解することもできるようになってきます。
そこで今回は、5歳の娘がいる我が家の体験も交えながらこの時期にお勧めの絵本をご紹介していきます!
だいすき ぎゅっ ぎゅっ
だいすき ぎゅっ ぎゅっ
作者:フィリス・ゲイシャイトー/ミム・グリーン/デイヴィッド・ウォーカー/(訳)福本友美子
出版社:岩崎書店
この絵本は、かわいいうさぎの親子の1日を描いたものです。
まず、絵本を通して1日のながれ(生活習慣)や時間のことを子どもに伝えることができます。
また、朝ご飯を食べた後、本を読んだ後…この親子が何度もぎゅっとハグする場面ではとてもあたたかい気持ちになります。
我が家の5歳の娘も当時は真似をしてよく「だいすき ぎゅっ ぎゅっ」としてくれていました。
娘も私も大好きな1冊です!
ねずみくんとブランコ
ねずみくんとブランコ
作者:なかえよしを/上野紀子
出版社:ポプラ社
この絵本は、ねずみくんシリーズの中の1冊です。
1作目の「ねずみくんのチョッキ」を子どもの頃に読んだことがあるというママもいるのではないでしょうか?
私も印象に残っていた絵本だったので本屋さんでシリーズが出ているのを見かけた時はテンションが上がりました!
シリーズ11作目の今作では、ひよこさんとねずみくんがブランコに乗っていると、いじわるねこくんがやってきて無理やりブランコに乗ろうとします。
さぁ、無理やりブランコを奪ったいじわるねこくんは一体どうなってしまうのでしょうか…!?
娘はいつも最後にねずみくんがいじわるねこくんにいうセリフの真似をしていました。
「だからおこられるっていったのに…」
実は、ブランコはひよこさんのお父さんとお母さんが持っていたので、無理やりブランコを奪ったいじわるねこくんは空高くまで持ち上げられて、降りられなくなってしまったのでした。
お友達と仲良くすることの大切さを伝えられる1冊になっていると思います。
も・や・し~!
も・や・し~!
作者:わたなべ あや
出版社:ひかりのくに
この絵本は、お野菜さんたちのシリーズものになっており、他に7冊出版されています。
お野菜さんたちが電車に乗って、お出かけをするお話しです。
電車でとうもろこしちゃんが大声を出したり、プチトマトちゃんが騒いだりするたびに、みんなで合言葉!
「も・や・し~!」と声をかけあいます。
この絵本のおかげで、バスで騒いでいた娘に「も・や…?」と声をかけると、「し~!」と言って、静かにできたこともありました。
マナーを守るということを優しく伝えられる1冊になっていると思います。
私がご紹介する2歳のお子さんにオススメの絵本はこちらの3冊です!
- だいすき ぎゅっ ぎゅっ
- ねずみくんとブランコ
- も・や・し~!
2歳頃になってくると、イヤイヤ期も始まり自己主張も強くなってくるので、ママが何かを伝えようとしてもなかなか聞いてくれないこともあるかもしれません。
そんな時は絵本のキャラクターを通して伝えることで、子どもも客観的に自分がしていることを把握したり、それによって周りの人がどんな気持ちになるかなどを考えることができるのではないでしょうか?
今回ご紹介した本も、ぜひ本選びの際の参考にしてくださいね!