産後は自宅で過ごしたい!両親・義両親からの協力はどう受ける?

妊娠・出産

産後はママにとって、しっかり体を休めて体力を回復させるべき大切な時期です。
しかし産まれたばかりの赤ちゃんの世話はとても大変で、のんびり過ごすことなどままならないのが実情ではないでしょうか。
里帰り出産をして体力の回復と新生児の世話に専念できれば理想的ですが、家庭の事情によってそれがかなわない場合も多くあります。
そんな場合でも、可能な限り両親や義両親に産後の手伝いをしてもらった方が良いと私は思います。

実際に私は1人目の時は実両親に、2人目の時は義母に自宅に滞在した上で事育児を手伝ってもらったのですが、体力的にも精神的にもとても助けられました。
しかし、いくら身内とはいえ自分の家のことを任せることに抵抗を感じる人もいるかも知れません。
産後はホルモンバランスも乱れがちなので、感情のもつれからトラブルに発展するという話もよく聞きます。
この先ずっと良い関係でいるためにはどのような点に気をつければよいのでしょうか。
そのポイントと考え方を紹介します。

お世話になる期間や役割分担を明確に

初めての出産の場合は、ママ自身も産後の大変さがよく分からないと思います。
またその大変さもお産の状態や生まれた赤ちゃんによって違ってくるので「生まれてみないと分からない」が正直なところです。

しかし相手も予定を割いて手伝いに来てくれるので、大体のお手伝い期間は最初に決めておいた方が無難です。
産後の様子を見ながら考えるのもいいですが、ママはもう大丈夫と思っても孫可愛さに居座られることもありますし、こちらからもう帰ってとも言い辛いものです。

また手伝ってもらいたい内容も事前に伝え、役割分担を明確にしておいた方がお互い過ごしやすいと思います。その上で、体調を見ながら調整をしていくと良いでしょう。
相手も自分の家ではないので、思うように作業が進まずストレスを感じることも想定されます。お互いにストレスを溜めない為にも、コミュニケーションをしっかりと行うことがとても大切です。

私の場合は、1人目の時は実両親に10日間の滞在で食事作り(買い物を含む)と洗濯を、2人目の時は義母に約1ヶ月の滞在で長女の世話全般と食事作り(買い物を含む)をお願いしました。

感謝と思いやりを忘れずに

産後のママは、心身ともにデリケートになっています。
まずは十分な休息を取り、体力を復活させることが大切です。
その為にも、家事は思い切って任せてしまいましょう。任せたからには、相手のやり方への口出しは禁物です。
自分より年配である母や義母は、道具の扱いや慣れない家電への対応がスムーズに行かない可能性もあります。
同じ質問を何回もされるとイラっとするかも知れませんが、若者のように適応能力が高くないことを理解してあげてください。

産後は些細なことにも過敏に反応しがちなので、いい意味で鈍感で大雑把に構えられたらいいですね。
何よりもあなたと赤ちゃんの為に来てくれていることを、どうか忘れないでください。

 

振り返ってみると、私も当時多少の不満は抱えていました。
けれど、慣れない育児に不安を感じた時に相談できる大人が近くにいることはとても心強く、不満を補って余りあるほど感謝しています。
自宅に手伝いに来てもらうことは来客を迎え入れる大変さもありますが、パパも新生児の世話に参加できるというメリットもあります。
家族で協力して、赤ちゃんとの新生活を楽しんでくださいね。

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