無駄なものを買わない!整理整頓のススメ

ライフスタイル

節約したいのに、つい不要な物を買って無駄遣いをしてしまう。
そんな経験はありませんか?
ひとつひとつは小さな出費でも、欲望のおもむくままに繰り返しているうちに、大きな出費になってしまいます。
また、家の中で不良在庫になると収納先が分かりづらくなり、さらなる無駄買いを引き起こす可能性もあります。
無駄な買い物が多くて節約が思うように進まない時は、一度身の回りの整理整頓をしてみてはいかがでしょうか。
節約と整理整頓は一見関係なさそうですが、自分の持ち物の必要性と向き合うことで、物に対する意識が変わってきますよ。

整理整頓すると見えてくること

自分の持ち物を整理することは、自分の心と向き合う作業でもあります。
身の回りの整理整頓をしてみると、いかに「なくても生活に困らない物」に囲まれて暮らしているかということに気付かされます。
そして、その「なくても生活に困らない物」を買う為に、たくさんのお金を使っているという事実。
これを目の当たりにすることが、無駄遣いをコントロールする上でとても重要です。
けれど、いくら「なくても生活に困らない物」とはいえ、一度は自分が欲しいと思って買った物です。
処分するのは心苦しいかも知れません。
しかし、その苦い経験が、次の無駄な買い物への衝動を抑えてくれるのです。

「まだあるのに買ってしまった」を防ぐ、クリアな在庫

「使う物だからと買ってきたら、まだ未使用のストックがあった。」
このようなことはありませんか?
「この前買ったはずだけど、どこに片づけたか分からないからまた買おう。」
これもありがちですね。
もしこれが食品だったら、出番を待っている間に賞味期限が切れ、廃棄せざるを得なくなるかも知れません。
子供用の雑貨なども、短いスパンで流行りや好みが変わるため、使われないまま収納の肥やしになるということもあり得ます。
使うことなく廃棄するのは、それを入手するためにかけたお金を捨てるのと同じこと。
在庫管理がきちんとできていれば、有効活用できたと思うと残念ですよね。
物が多すぎると収納があふれかえり、物の所在が分かりづらくなります。
だからこそ、物の在庫や所在は、整理整頓して自分が把握できる範囲にまとめておくのがベストです。
スーパーの特価品を買い集めるよりも、未使用のまま廃棄する物を減らす方が節約になると思いませんか?

整った環境が心へ与える影響

整理整頓が行き届き、すっきりした家で過ごすのは気持ちがいいですよね。
自分で物の要不要を判断して片付けた部屋には、自然ときれいな状態を保ちたいという気持ちが働きます。
何か買う時も、自分が行った片付けの経験から、物の要不要や収納場所まで考え、冷静に判断することができますので、衝動的に買い物をすることがなくなります。
無駄な出費を重ねることがなくなる上に、家もきれいな状態を保つことができ、一石二鳥ですね。

できるところから始めよう

整理整頓が節約につながると言われても、苦手な人にとってはなかなか手がつけられないかも知れません。
そのような時は、一度に全部片づけようと頑張りすぎず、場所を決めてその部分を徹底的に片付けるだけでも効果があります。
私の場合は、まずキッチンを集中して片付けました。
物が減ってすっきりしたキッチンはとても使い心地が良く、その状態をキープしたいとの思いから、以前のような衝動買いはなくなりました。
今後はキッチンをより良くする為の「本当に必要な物」にだけお金を使うつもりです。
興味のある方は是非試してみて下さいね。

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